ヱヴァ映画・序をみました

 映画館で映画観るの久しぶり!!行ったら当日券売り場に長蛇の列ができててびっくりしました。事前席指定買っといてよかった〜。
  いやー。10年ですって、TVシリーズから。
 10年前も変わらずヲタでしたが、田舎はTVシリーズ放送がほぼ1年遅れていたので熱狂的ブームにはちょっと乗り遅れた組でした。なので実はTV全部観てなかったり映画もどこまで観たか覚えてなかったりの結構いい加減な知識で臨みましたが、そんなんでもおっもしろかったよ〜。やっぱり懐かしかったし。


 10年前はシンジもレイもミサトも好きじゃなかったんですが、10年経ったらこっちの見方も変わるのか、そこまであーーーお前らイライラする!!ていうのがなくなった感が、っつーか完全にミサト側の視点に立ってました。だって年近いもんリアルに。自分が追いついたからわかるミサトさんのすごさね。あの若さで部下をあれだけ使えるのはすごいよ(そこかと)。
 あと大人のエゴがわかるようになっちゃったので色々複雑ですよね、27歳ヲタク(笑)。
 今回のシンジはより大人へのあてつけ的態度がパワーアップ。緒方 恵美の力量?ええと若干萌えましたーつぅと語弊があるんだけど、なんだ、やっぱりわたし中学生くらいの子に対するなにかがすごいらしいよ……(ショタ…?)。なんつーか、あの年頃特有の苛立ちとか、めんどくせー!と思うんだけど惹かれるものがあるようです。庇護欲とかではぜんぜんないのが不思議なんだけど。
 ちなみにシンジがらみで最大にぐわーってなったのはミサトの横をシンジがすり抜けてシャワールームを出てったシーン(ミサトが自分に平手するシーンの前)の身長差。でした。実際成人女性と中学生男子はあんなに身長差ないけど、大人と子どもの絶対的な差みたいなもんをそこに勝手に感じてぐわーと。切ないつうか。ぬーん、言語化難しいー。


 ストーリーは概ねTVと同じ流れかと思いましたが、最初から海が赤かったのであれっと思ったり、使徒のナンバリングがずれてたり、ちらほら違ってる部分も。ネット上では今作は旧作の後の世界、ループした世界なんじゃね?という説もあるみたいですねー。どうなんだろ。考察するほど土台の記憶がしっかりしてないから続きをワクテカして待つのみなんだけど、観た人があーでもないこーでもないと深読み掘り下げまくる空気、いかにもエヴァで懐かしいなあ。
 エヴァ全然知らない人が観ても普通に面白いんじゃないかー?とTVシリーズを巨大ロボアニメとして観ようとしていた底の浅い視聴者は思いましたが、さてどーなんだろ。映像は文句なしにすごいので、わけわかんないものをわけわかんないまま楽しめる人だったら平気じゃないかなあ(笑)。
 あ、映像がすごいのがなにがすごいって使徒使徒!!スタッフは使途に並々ならぬ愛を注ぎすぎ!!特にラミエルの変形が変態的で素敵だった。CG万歳だね。時にサキエル、小首傾げてた?
 コア破壊された使徒が血みたいな液状に崩れることとか全体的に演出がえぐくなってたように思いましたが、とりあえずエヴァの装甲が剥がれた手にふつーに爪があったことが一番怖かったよ。鳥肌立つわ!チラリズムやめて!


 で、最後にちらっと出てきて美味しいとこ全部もってったカヲルくんはなんなのw 全裸ww