幕末蛮風16日マチネ

 期せずして大野さん(と、まーちん)が事務所に入って11年という記念の日に観劇〆となりました。
 おめでとう!というか、いままでよくがんばった!のがふさわしいのかな?いやあカーテンコールで智さんが言うまで全然知らなかったよごめん。
 それにしても入所日っていう言葉はどうしても馴染めん…と言いつつ、昔なぜかすごく嫌っていた○○担という言い方も普通に使うようになったくらいなんでそのうち慣れるんでしょうかね。それにしても皆さん記念日関係きちんと覚えてて偉いなぁ。誕生日ですら危ういわが身を振り返り、特に反省もしません(ダメだ)。
 話が逸れました。3階上手一番端っこの絶好調見切れイェイ★席は普通に座るとまったく舞台が見えないため、いきおい前傾姿勢で観ることに。基本姿勢が膝にひじついて頬杖。それでも一番上手の舞台上は見えんのですが、贅沢言ったらバチ当たる。


 相変わらず感想といったら沖田かわいいかっこいい☆新撰組かっこいい☆☆に尽きてしまうわけですが。以下、ネタバレ全回避の方はご注意ください。
 オープニング、「お待たせしました!2年ぶりのプーシリーズ、だヨ!」 、だヨ!がかわいい…
 池田屋の討ち入りシーンで、「闇と契りし二つの剣は 生き血を啜る鬼の牙!」てキメ台詞を言うとこがちょっとあちら側にいってるイメージの沖田っぽくて素敵!サドー!(え)


 今回、芝居の内容云々は関係ないところで新撰組に女はいらんと思っている自分を再確認してきました(笑)。
 いや、どうも周囲の泣くところとタイミングずれるなぁと思って、大体皆さん泣いてるのが桂ちゃんとの別れのシーンなんですね。わたしは近藤土方の死に様と、2人と沖田との別れに男泣きだったので(笑)。
 女といっても桂と沖田の関係は年頃の男女というよりも年の近い姉と弟みたいな印象で(役柄年齢は桂ちゃんの方が若いんだろうけど)、恋愛感情未満な感じがかわいらしいし桂ちゃんかわいくて大好きなんだけど、新撰組ってくくりで考えると女子の存在は霞むよねー。あの繋がりの濃さと暑苦しさは尋常じゃないすよ。
 と、気を抜くと蛮風というか新撰組語りになるのはヲタだから。許されよ。
 見切れはそんなに重要シーンにかかんない程度だったからいいかなと思ったんだけど倒れた土方にすがって泣く沖田が見えなかったのは痛恨でした……。くわー!まあ見えなくても泣いてんだけどさ。


 脱線ついでに、ちらっと思ったのが「自分以外みんな死ぬ」ていう無力感が燕とちょっとかぶるかな、と…。*1ただ、燕のエンドは最終的に救いはゼロと解釈したので蛮風のラストはきっぱりと正反対ですが。別れはあるけど前向きだからすっきりと劇場を後にできる感じ。燕の後に蛮風っていい振れ幅だったのかもしれないなー。どっちがいいっていうんじゃなくて、どっちも観られてよかったなと思います。ますますちろるさんちの方角には足向けて寝られねーな!

*1:なんでもかんでも相葉に関連付けようとしてるわけではないんだけど…