燕のいる駅17日ソワレ

 毎週相葉鑑賞2週目☆
 2階の上手寄り最前列で観てきました。や、近い近い。十分近いす。しかし前回よか直線距離が少しあったせいか、声の通りが悪かったかも。相葉さんのが。舞台の人じゃないから仕方ないけどね(甘いファンだ…)。マチネもあったしね。
 1階で観たときには聴こえなかった音とかちいっさい声とかは今回の方がよく聴こえました。音は上にのぼるからか、それとも2度目で自分にも多少なりとも余裕があったからか、両方ですかね。
 今日も雅紀さんはがんばってました。詰襟の色変わるくらい汗かいて(笑)熱演だったよ。
 高島くんの靴が若干上げ底だったの前回は気づかなかったなー。3センチヒールってとこかな。
 なんかやたらめったら睫毛が上向き&ぱっちりお目目だったんですけど。ビューラー…?(それはない)
 

 榊原さん、こけてベンチにすとんって座っちゃう。あれえ?とか素でびっくりしてるのがかわいい。
 高島くん、駅員室の戸に挟まる。目測を誤ったな…*1
 張り紙は手書き。
 そして勢い余ってベンチ破壊。背板を蹴破る。大道具さんごめんなさい…(笑)


 余談。
 あんなに建てつけのよい木枠の戸や窓はあり得ない(笑)。木造校舎育ち2名の統一見解です(笑)。小学校が冬は朝来たら廊下に雪が積もってるような校舎だったんだ。古い木造は戸も窓もガタガタいうのがデフォルトさ。
 ついでに小学校も最寄駅もストーブはあんな形でしたわ。さすがに石炭じゃなくて灯油だったけど、同級生の家には薪のストーブがあった。

 
 二度目だから少しは楽に観られるかと思ったけど逆でした。
 むしろ先を知ってるからこそしんどいシーンばっかだった。うう。そこかしこに胃の痛むシーンが。
 そして一回目の感想がなんか嘘くさくて全部消したい衝動に駆られます(笑)。言いたいことはあるんだけど文字にすると何か全然違うことに…なんだろこのモヤモヤは!悪い頭で色々と考えたら軽くオーバーヒートで頭痛くなりました。
 高島くんを押しつぶしたのは「罪の重さ」よりも「無力感」が強いのであろうかとか。
 あのラストシーンに希望はあるのかどうかとか。(高島くんの表情観てたらわかんなくなった)
 行列の中でどこ歩いてんのかわかんなくなってるのは自分*2なんじゃないのかとか。
 結構痛烈に風刺されて泣くに泣けねえ…泣いてる場合じゃねえ……と個人的には思ったり。静かに怖い舞台だわ。ブルブル。


 先週泣かなかったのは初座長な雅紀を見守る緊張感のせい?と思ってて、今回は素直に泣くかなと思ったんだけどそれもなく。いろんなシーンでじんわりとは来たけどぎりぎり泣くまで行かなかった。あ、相葉さんの演技に問題があって泣けないっていうんじゃないです。断じて。
 話のテーマであったりとか、今の自分のことであったりとか、色々考えてしまって泣くどころじゃなくなってたというか…実際あんな立場に立ったことないけど、妙に身に積まされることが多くてなかなかしんどい芝居です。終わった後に誰かと感想を語り合うんじゃなくて、黙々と考え込んでしまう感じ。
 んで、しんどくなったら高島くんのかわいこっぷりや不細工な泣き顔、窓枠乗り越えて出てきた雅紀☆などに思いを馳せて重さを中和と。いやー上手く出来てますね〜(笑)。


 あと1回、23日マチネもがっつり観てきます。アンケートも書くよ。雅紀を褒めちぎってくるよ。甘い(むしろ痛い)ファンと呆れられる勢いで。

*1:N宮さん的

*2:わたし