やさしい時間(最終話)

 結局最後まで拓ちゃんかわいけりゃいいんじゃない?で終わってしまったような感はなきにしもあらずなのですが、まったりとハッピーエンドだったのでよかったと思いました。以上。なんて実のない感想だ。
 うん、二宮さんの泣き顔はブサイクで美しかったなぁと思います。
 寺尾パパのビジュアルにときめく自分は大概ファザコンだと思います*1


 途中まであまりに話が動かないので、終わるのかこのドラマ?と思っていたら最後3,4話で怒涛の如き展開がきて、あわわわと思っているうちに終わった感がすごくあるのですが、それは自分の頭がよろしくないからでしょうね(笑)。半分あたりからはいつも何かしらしながら観てたので時間が取れたらまとめて観てみっかーとは思っております。
 そういえば前回感想一行も書いてない?書いたっけ?


 以下、勝手な言い草でございますー。
 さて、前回今回のハイライト刺青焼き消しですけども……解せない…なぜそこでそういう行動に……。刺青消したいなら皮膚科行けよとかそういう話じゃなくてね。刺青を消す=過去を清算という図式がわたしの中にはないのでちょっと展開についていけませんでした。


 母親を亡くし父親を傷つけた原因になった刺青が忌まわしいという気持ちはわかりますよ。うん。そこはいい。それを消したいという気持ちもわかる。うん。きっと目に入るたびに自分のやったことを思い出すんだろうしね*2
 でも、そこで焼きゴテ当てて消すという発想になるのがいまいちわからないんだよなー。物理的に痛い思いをして刺青を消すよりも、拓ちゃんには一生消えない刺青を背負い自分の過去と向き合って生きていくことを選択して欲しかったような気がする。きっとそれができる人だと思ってたからね。そして刺青があるまんまの拓ちゃんでも父は許すよっていうのがわたしは好みだなぁ、どっちかっつーと。ってお前の好みは聞いてないっつー話なんですけどね…
 あれだとね、お父さんが拓ちゃんを許したのは1200度の熱でもってものすごく痛い思いをして刺青を消したことに免じて、という風に取れてしまわなくもないと思うんだよね。
過去の過ちを痛みをもって償うことに意味がないというんじゃなくて、それがイコール自分の体を傷つけることになるのはちょっと即物的すぎないかと。つか、精神的には十分償ってるじゃんかーと思うのはわたしが拓贔屓だからでしょうかね。


 でもねぇ、うちの父も湧井父に負けないくらいの母大好きラブラブおやじですけど、もしもわたしのせいで母が死んだとして、で、ああやって刺青焼いて消しましたっつったら多分グーで殴られると思うんだよね、バカなことするなっつって。償うつーのはそういうことじゃないだろうって絶対言われると思うんだよな〜。理由はどうであれ自分の子どもが自分の体を傷つけて*3、傷つかない親なんていないと思うのですが、違うのかなぁ。

*1:うちの父親知ってる人にはわかってもらえるんではないかとw

*2:刺青って本来そういうもんですよね

*3:ピアスとか刺青とかで騒ぐのはどうかと思うクチですが(程度にもよるか)