コイル語ル

 毎日夏いですねー。夏の夜とか無駄に感傷的になりますねーてことで、つべでコイル1話を見てました。今は楽しくて仕方ないけどそのうち飽きると思うので以下スルーお願いしまーす。


 いやー本当あのノスタルジックさがたまりません!画面が見事に「いつかどこかで見たような・あったような」景色なんだよねえ。東京出てくるまではずっと実家だったから実際にあんな風景の街で暮らしたことはないにも関わらず、大黒市は懐かしいんだよななんだか。
 多分「小学校の夏休み」っていうのが鍵になってるんじゃないかと、海とか花火とかスイカとか田舎のじいちゃんばあちゃんの家とか、そういうステレオタイプな「日本の子どもの夏休み」の光景がなんだか問答無用で懐かしいように、コイル世界を懐かしく感じるんですよ。既視感なのかなー。で、その世界にかつて子どもだった自分を探してみたり、憧憬を重ねてみたりできる、「小学生の夏休みの風景」なんだよね、コイル世界は。だからどことなくジブリっぽい、特にトトロっぽいと思うのかもしれない。ヤサコと京子はまんまサツキとメイですし。
 あと電脳メガネはすごくよいツールですねー。それを通さないと見えないものがあるなんてちょっと秘密めいたこと、子ども(作中の)が夢中にならないわけないわー。んでかつて子どもだったこっち側の大人たちだって絶対好きだよね、特に秘密基地を作ったことがあるような人は。自分たちだけの秘密の世界なんて大好きに決まってるよ*1
 正しいターゲット層の子どもたちもきっとあれほしい!と思いながら見てるんじゃないかなーと思うんだけど。
 ちょっとハリポタを初めて読んだときのわくわく感みたい。*2


 アニメを初めて見たのがキーになる情報がたくさん出た回だったのと、ノベルとガイドブック(置いてる本屋探し回りましたよ)読んでから1話を見たのでなるほどあれがそれかーという答え合わせしながらの見方でしたが、まっさらな状態で1話から見てたら、大黒市に引っ越してきて右も左もわからないヤサコとシンクロして、なにがどうなってるの!?って楽しみ方できたんだろうなーと思うとちょっと悔しいです。ま、それはノベル読んだときに体験したからいいか。ノベル版のヤサコはアニメよりだいぶ逞しい気がする。アニメのほわほわしたヤサコもかわいくて好きだよ。というかみんな好きだ。いいなあ小学生、ってショタだからじゃなくってですよ!(笑)

*1:アニメ設定では大人もメガネ使える設定みたいだけど、メインユーザは子どもっていう位置づけと考えてよさそうだから

*2:途中リタイアしましたが