ワールドシリーズ

 実はキャッツのTVシリーズで波に乗り遅れてからジャニ界隈を離れてた時期に突入した過去があり、普通に面白いし好きだけど特別な思い入れはなかったのです、キャッツ。でもすごくよかったよ!もう1回観たいよ!ていう、そんなぬるい感想です。若干はネタバレ注意?
 だからワールドシリーズ、すごくキャッツ好きな友達がみんな超泣いたと言っていたけど泣かないかもなー俺ーと思ってたんですが、ふたを開けてみりゃボロ泣きでしたよ。泣きっぱなし。すっかりやられました。
 だってさー、ぶっさんが蘇ってみんなが木更津に帰ってきて、昔みたいにわやわや楽しそうにしてても、ぶっさんは死んだ人だからいずれ終わりが来るのがわかってんですよ。だからみんなが楽しそうであれば楽しそうであるほど切なくて泣きたくなる。「誰も知らない」観た時に最初っから最後までぐずぐず泣いてたのと似た感じだったなあ。
 んで決定打が公助ね!蘇ったぶっさんが公助にだけ見えないのは、きっと公助はぶっさんにちゃんとばいばいしたからなんだろうな、って予想はしてたんだけど、いざその場面を出されたらもう駄目でした。あんな愛情に満ちあふれた親子ないよー。公助といいぶっさんにちゃんとばいばいしたくて呼び戻しちゃったキャッツメン(つーかバンビ?w)といい、ぶっさんの周りは愛情に満ちてるね。現実にはちょっとありえないくらい。ファンタジー
 EDでシーサイドばいばい*1が流れて、最後にエンディングロールでaDay〜が流れて、日本シリーズからTVシリーズ9話〜1話って巻き戻っていくのがもうね…「マジでばいばい」の後に「きっとまた巡り会うSomeday」ってなー。ねー。泣くよねー(笑)。でも見終わった後にもやもやはないのさ。寂しいけどすっきりした気持ちというか、ちゃんとばいばいできたなって。まさに言いたくないけどばいばい。ぶっさんにもキャッツにも。いい映画でした。木更津で観てよかったな。次は伏線に気を配りながら観たいけど多分無理(笑)。

*1:これがカタカナでバイバイだったらこんなに泣けなかった気がする主観。