気付くの遅い

青空の卵 (創元推理文庫)

青空の卵 (創元推理文庫)



 あ、これ、作中人物が著者っていう体になってたのに今気付きました…(笑)。遅ぇ!尚更有栖川みたいだわ。作中で坂木が好きだつってるのは御手洗シリーズですが。奇人スキー坂木。
 ところで作者さんプロフィール明かしてないようですが、なんとなく女性じゃないかっつー気がする。文章の感じが。


 なんというか、うーん、一編一編は短くてさくさく読めるし今のところ人死にとかヘヴィな犯罪とかはなさそうだし、肩肘張らずに読めていいんだけど、謎解きも重くなくて普通に面白いんだけど妙に引っかかるものを感じるなあと…。引きこもり探偵鳥井とワトソン役坂木の関係が濃すぎる、というか簡単に言うとなんかびーえるくささを感じるんだよなーこのノリ(笑)。成人男子がこんだけべったりなのはどうなのよ?それは親友なのか?ってところに違和感があるのかもしれない…。いえそういうの嫌いなわけじゃないんだけど狙ってやってんだったらやだなあと(笑)。まだ1冊目途中だし、来月3冊目(完結編)が文庫で出るそうなのでそれは買う予定ではいます、今のところ。
 あとわたくしこの手のはワトソン役がダメならダメなほど萌える性質なのでそこが物足りないのかもね(笑)。うわー本質と関係ねぇー!
 なので御手洗シリーズが好きなわけですが、これ読みたいー。単行本でも馬車道って言われたら…。あらやだ、こんなところでも懐古厨炸裂ですか?

UFO大通り

UFO大通り



 @DEEPは先日読み終わり。読後感は爽やか。若者が徒党を組んで悪いことじゃないことに精を出す姿を見るのがよっぽど好きなんだろう、わたし。

アキハバラ@DEEP (文春文庫)

アキハバラ@DEEP (文春文庫)



 どうしてもドラマキャストのビジュアルを想像しつつ読んじゃうんだけど、しっくりくるのはページとボックスくらいかのぅ。いや、ページはもうちょっといい男でもいいかもしれないです(ごめんな風間…)。かといって成宮じゃ美形すぎだけどね。中込役が原作に忠実なビジュアルでなく北村さんでよかったなあと思った。顔がきれいな変態サイコウ!大好き!
 この原作であのドラマ、スタッフ楽しかっただろうな〜。どっから出てきた発想なんだ、オリジナルエピソードの数々。やりたい放題でも根っこのところは外してない、質のいい二次創作みたいなドラマだったんだなあという印象です。ただ放送時、典型的なアキバのヲタはもっとアレがアレな服装だよなーと思ったけどそこであんまりリアリティ追求しても見苦しくなるしね(笑)。
 映画版は原作準拠の話になるんですね、知らんかった。そっちはそっちで見てみたいけどDVDでいいかなー。